糖質を摂るなら、ごはん

そもそも”栄養素”ってなに?

3大栄養素・5大栄養素という言葉を、よく耳にしますがそもそも”栄養素”とはなんでしょう。”栄養素”を理解するためには、まずは”栄養”という言葉との違いについて説明します。

栄養と栄養素の違い

“栄養”と”栄養素”。一文字しか違いがなく、実際に同じ意味で使われていることも多いですね。でも、実は全く意味が異なります。まず、”栄養”は、以下の意味を持ちます。

栄養(えいよう、英: Nutrition)とは、 生物が、必要な物質を外界から摂取し、それを利用して生命活動を営み自らの健康を維持・増進したり、体を構成したりする現象である。
-Wikipedia

注目したいのは”現象”という言葉。”栄養”のことを、カラダに良い「モノ」だと思っていませんでしたか?実は”栄養”とは、「物質」ではなく「現象」なのです。

一方で”栄養素”は、

生物が代謝する目的で外界から吸収する物質のこと
-Wikipedia

を指します。つまり、”栄養素”の方が、「物質」なのですね。

栄養素は、栄養の「素」

栄養素と栄養の関係を簡単に説明しますと、栄養素とは栄養の「素」なのです。

たとえば、ごはんに含まれる「糖質」。これは栄養素です。この糖質が体内に吸収されると、エネルギーになりますが、この現象が栄養です。

これで、栄養と栄養素の違いがわかりましたね!

重要な3大栄養素

栄養素の意味がわかったところで、3大栄養素について説明したいと思います。3大栄養素とは、人間の身体に特に重要な栄養素であり、「糖質(炭水化物)」「脂質」「たんぱく質」のことを指します。

これらはそれぞれ、体のエネルギー源になったり、体をつくるもとになったりします。

体のエネルギー源、糖質(炭水化物)

糖質を摂るなら、ごはん

糖質を摂るなら、ごはん

糖質(炭水化物)のはたらきは有名で、体のエネルギー源になることです。特に脳の主なエネルギー源は糖質なので、不足すると集中力が低下したりします。朝ごはんを抜いて、午前中ぼーっとしてしまう経験がおありの方もいると思います。

一日の総摂取カロリー目安の60%は糖質を摂取したほうが良いとされていますが、摂り過ぎには注意です。体内で大量に貯蔵されるわけではないので、すぐに使う量以上を摂取してしまうと、体の中で脂肪になってしまいます。つまり、肥満の原因になってしまうこともあります。

エネルギー源、体をつくる脂質

バターにも脂質が含まれます

バターにも脂質が含まれます

脂質も体のエネルギー源になるはたらきを持ちます。糖質(炭水化物)と比較すると、すぐにエネルギー源として使えるわけでない、という違いがあります。そのため、糖質は短距離走向きであるのに対して、脂質は長距離走などで使われるエネルギー源となります。また、その他にも体の細胞膜の成分やホルモンの材料にもなります。

ついつい脂質と聞くと肥満を連想してしまいがちですが、体にとって必須な栄養素であることは忘れないで下さい。あくまで、過剰に摂取することが問題なのです

からだをつくる、たんぱく質

たんぱく質が豊富な鶏肉

たんぱく質が豊富な鶏肉

ジム通いの方がたんぱく質を積極的に摂っているように、たんぱく質とは血液や筋肉など、からだをつくる重要な栄養素です。なんと体重の5分の1も占めております。一方でエネルギー源としてもはたらきます。

たんぱく質の材料には必須アミノ酸といって、からだの中でつくることができない材料もあるため、毎日食べものから摂取する必要があります。

3大栄養素に二つ加えて、5大栄養素

「糖質(炭水化物)」「脂質」「たんぱく質」が3大栄養素と呼ばれる重要な栄養素ですが、そこに「ビタミン」と「ミネラル」を加えて5大栄養素と呼ぶ場合もあります。生きていく中で必要なのは3大栄養素だけではありません。しっかりと「ビタミン」「ミネラル」の摂取にも意識を向ける必要があります。

栄養素のはたらきを助ける、ビタミン

ビタミンといえば、果物のイメージ

ビタミンといえば、果物のイメージ

ビタミンは直接的にエネルギー源や体をつくることはありません。でも、ほかの栄養素のはたらきをスムーズにしたり、皮膚などの代謝を助けたり、健康を維持する役割を持っています。

ただし、注意しなければいけないのは、必要な摂取量が多いわけではないということ。ビタミンはカラダに良い、というイメージで摂り過ぎてしまう方もいますが、ビタミンの中には過剰摂取による弊害が報告されているものもあります。必要な摂取量をしっかりと理解したうえで、適切な量を摂っていく必要がありますね。

体の構成成分にもなる、ミネラル

カルシウムなら牛乳

カルシウムなら牛乳

ミネラルはビタミンと同じように、体の調子を整える役割を持っていますが、体の構成成分にもなる点が異なります。

ミネラルについても、過剰摂取による弊害がある場合もありますので、適量の摂取を心がけましょう。

バランスが大事

栄養素には多くの種類がありますが、重要なのは「バランス良く」とることです。栄養素はそれぞれはたらきも違いますので、ひとつに偏ったりしてもいけません。それぞれのはたらきをしっかりと理解したうえで、適量を摂取していき、健康的な毎日を過ごしていきましょう。

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